社労士&行政書士への転職について

社労士&行政書士への転職について

士業事務所の中でも社労士、行政書士は比較的小規模な事務所が多いため、転職ノウハウが世間一般には広がっていないように思います。このコラムでは副所長として採用面接を担当している僕自身の経験に基づいて、社労士、行政書士への転職についてご説明しようと思います。

このコラムの目次

①社労士、行政書士事務所の従業員数
②面接で重視している2つの能力
③社労士、行政書士事務所の平均年収
④面接を受ける人に是非お伝えしたいこと
⑤このコラムのまとめ

①社労士、行政書士事務所の従業員数

社労士会の統計によると、社労士事務所の平均職員数は4~5名。行政書士会の統計は見たことがありませんが、おそらく1人事務所が一番多いと思います。行政書士はお客様との顧問契約締結がないので、社労士に比べて職員規模を大きくすることが難しいというのが理由です。

そう考えると僕が働いているタスクマン合同法務事務所は、それをはるかに上回る人数規模で運営しているので、業界の中では比較的規模が大きい部類に入ると思います。現時点の実際の職員数はこちらにリンクを貼っていますので、ご参照ください。
>>タスクマン合同法務事務所の現状職員数

②面接で重視している2つの能力

では、ここからは僕が面接するときにどういう点を重視しているかをご説明したいと思います。僕はだいたい1か月に5人位面接します。最近はWEBで一時面接することが多くなりました。

一番重視しているのは職務適性です。うちの事務所でいう職務適性とは、具体的にはアドバイス能力と事務処理能力を指しています。

社労士・行政書士のアドバイス能力とは?

まずはアドバイス能力ついて説明します。アドバイス能力とは、法律上の難しい手続きや仕組みを、分かりやすくお客様に説明する能力のことです。もちろん接客サービス業のセンスも問われますので、お客様に好印象を与えることも必要です。面接ではこの能力を重視しています。

社労士・行政書士の事務処理能力とは?

もう一つは事務処理能力です。これは文字通り、事務仕事のスピードを指しています。僕が思う事務処理能力とは、単にパソコンの入力が早いというだけではなくて、複雑に絡み合うパズルのピースを、スピーディーに分解整理して、元通りの形に戻す手際の良さを言います。

僕は日ごろ、職員さん達にお話ししているのですが、アドバイス能力を10点満点、事務処理能力を10点満点として、その掛け算で100点満点を目指す必要があります。どちらかに偏りすぎてはダメなわけです。

アドバイス能力については、初対面でも5分お話すれば見極める自信があります。しかし事務処理能力は面接で見極めることが難しいため、簡単な適性テストを受験頂いています。それぞれの能力が入社時には低くても、キャリアを積むうちに能力アップすることが可能だと思っています

③社労士、行政書士事務所の平均年収

ここからは社労士・行政書士へ転職を検討中の方へ、取っておきの情報をご紹介したいと思います。まず、皆さん気になる年収の問題です。

これは巷で僕がよく耳にする事なんですが、税理士事務所で400万、社労士事務所で350万、行政書士事務所で300万。いずれも正社員の年収相場です。ちょっとコラム(動画)は言いにくいので、うちの事務所のモデル賃金をリンクしますので、一度ご覧になってください。平均よりかなり良いと思います。
>>タスクマン合同法務事務所のモデル賃金(社労士職)

④面接を受ける人に是非お伝えしたいこと

次にエントリーされる皆さんに是非お伝えしたいことがあります。それは募集理由についてです。

応募する事務所に、是非募集理由を尋ねてください。募集理由が前任者の退職による欠員補充の場合は、ちょっと考え直した方が良いと思います。それまで担当されていた方が辞める訳なので、フル稼働している業務が、そのままあなたの肩にのしかかります。これは正直本当に大変だと思います。担当者の退職により、お客様側の満足度も下がっていますので、後任の方は心理的にも苦労されると思います。

逆に業績拡大で、新規獲得するお客様を中心に担当する、というのが最も理想的です。うちの事務所の場合は、基本これです。

合わせて直近3年間の定着率を質問してください。社歴3年以上の方が何名いるのか、または3年以内に入社した人の定着状況を質問しても良いと思います。この状態が悪いと、事務所側に何らかの問題が発生している可能性が高いです。人事面で負のスパイラルに陥っていないかどうかを見定める必要があると思います。

⑤このコラムのまとめ

最後になりますが、社労士・行政書士の仕事は本当にやりがいのある仕事だと思っています。税理士や司法書士ほど資格試験の難易度が高くないため、努力さえ惜しまなければ、3~4年でダブルライセンスの取得を目指すこともできます。

社労士、行政書士の資格に興味のある方は、こちらからご応募下さい。ご質問もお待ちしています。

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