社労士&行政書士 仕事の紹介 ダブルライセンスだからできること

社労士&行政書士 仕事の紹介 ダブルライセンスだからできること

このコラムの目次

①社労士&行政書士ダブルライセンスの仕事
②行政書士として介護・障害福祉事業の開業をサポート
③社労士として介護・障害福祉事業の運営をサポート
④このコラムのまとめ

僕は社労士と行政書士の仕事をしています。社労士、行政書士それぞれの仕事を紹介しているコラムはたくさんあるので、今回は社労士&行政書士というダブルライセンスの仕事内容をご説明しようと思います。

①社労士&行政書士ダブルライセンスの仕事

僕が働いているタスクマン合同法務事務所は、士業事務所では珍しく業種特化しています。業種特化と言うのはターゲットにするお客様の業種を絞っているということです。

どういう業種に特化しているのかというと、それは福祉業界です。もう少し細かくご説明すると、介護保険事業所と障害福祉事業所です。さらに具体的に言うと、訪問介護やデイサービス、障害者のグループホームや福祉作業所です。

このような福祉業界の収益の大半は、介護保険や障害福祉サービス費といった国の財源に依存しています。そのため行政庁に対する手続きが非常に多い。このような手続きのために、社労士と行政書士に対するニーズがあるわけです。

②行政書士として介護・障害福祉事業の開業をサポート

先に行政書士の仕事の説明をします。例えば、お客様が新しく障害者のグループホーム事業を開業するとします。障害者のグループホームというのは、町中の一軒家などを使って、障害のある人たちが自立して共同生活するのを、世話人さんや支援員さんがサポートする事業です。

設立定款の作成

障害者のグループホームの運営は法人でないといけないため、まずは会社の設立相談から始まります。株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人の4つから選ぶのが一般的です。

僕は行政書士として、定款作成業務を担当しています。定款と言うのは会社内の憲法みたいな位置づけです。発起人や資本金、役員や事業年度、定時総会などのルールを細かく検討していきます。

株式会社と一般社団法人は公証人役場で定款認証が必要です。NPO法人は管轄の自治体の市長の認可が必要です。合同会社だけは定款の認証作業を省略することができます。

会社の設立登記

定款が出来上がったら、次は法務局に設立登記申請を行います。これは司法書士業務です。僕の場合は、合同事務所の司法書士さんにお願いして登記申請をしてもらっています。

指定申請(営業許可)

登記が完了すると、次は障害者グループホームの指定申請を行います。行政庁から指定をもらうためには、細かい要件をクリアする必要があります。例えば建物の要件や支援員さんの資格要件などです。その他にもかなり細かい要件が定められていて、申請書類を紙で印刷すると70枚くらいになります。

僕たち行政書士はお客様に代わって申請書類を作るわけですが、僕らがスケジュールキーパーになってお客様に細かい指示を出して、お客様にはそれにご対応頂く。いわばお客様と行政書士の共同作業です。

開業予定日のだいたい1か月半ほど前に申請書類を提出し、行政庁の審査を待ちます。基本的には一発審査合格を目指しています。

③社労士として介護・障害福祉事業の運営をサポート

続いて社労士の仕事です。福祉業界には国からの補助がたくさん付きます。一方で労務管理を適切に実施する必要があります。僕はお客様の顧問社労士としてお客様の事業所の総務分野のサポートをしています。

開業前の下準備

開業前には先程の行政書士業務と並行で、就業規則や賃金体系を整えます。もちろんお客様に最近の傾向などをアドバイスさせて頂いています。

行政書士として作成する指定申請書と、社労士として作成する書類を組み合わせて、開業初日から十分な行政補助が得られるように工夫しています。

開業時の手続き

そして実際の開業前後には、労働保険の成立、雇用保険や社会保険の資格取得、給与計算のルール決めなどを行います。時間外労働のための36協定書なども抜け落ちがないように手続きします。税に関する開業届は税理士と連携して手続きします。

僕の場合は、開業時に行う必要のある手続きをリスト化しているので、絶対に漏れが生じない状態にしています。

開業後のサポート

お客様の事業がスタートした後は、社労士&行政書士のダブルライセンスで、お客様のサポートをしています。定例業務としては毎月発生する給与計算、労働社会保険手続きです。

先ほどもご説明したように、福祉業界は行政庁の指定業種ですので、一般の事業よりも行政庁に対する手続き業務が多いです。お客様の事業所で発生する行政手続きは、行政書士としてご相談に応じ、手続きを代行します。

近年は雇用助成金のご相談も非常に多いので、助成金の申請業務にもご対応しています。

④このコラムのまとめ

今回のコラムでは僕自身の社労士&行政書士としてのお仕事内容をご紹介しました。2つの国家資格をハイブリッド型で活用することのメリットを感じて頂けたのではないでしょうか?社労士、行政書士の資格に興味のある方はこちらからご応募下さい。ご質問もお待ちしています。

求人応募バナー2